ハムスターを購入する
最近では、ペットショップだけでなくスーパーやホームセンターでも販売されています。
ハムスター自体は数百円~数千円、ケージが2,000円前後、餌や小屋などで1,200円前後の予算が必要です。
最低でも、だいたい5,000円くらいの予算は見ておきましょう。ハムスターは、新しい環境に移るとストレスを感じます。ハムスターを快適に迎い入れる準備がしっかりできてから、ハムスターを購入してください。
また、インターネット上で里親を募集しているサイトや掲示板もあるので、連絡を取ってみてもよいでしょう。繁殖したハムスターを譲り渡してくれる里親さんがたくさんいます。
その際は、ハムスターの特徴や病気の有無を聞き、受け渡しがスムーズに行えるよう、信頼できる里親の方としっかり連絡を取ってください。
ハムスターの選び方
ハムスターは夜行性ですから、昼間は寝ています。行動を始める夕方に行って、えさを食べたり動き回る様子を見て、元気のいいものを選びます。
夕方になってもケージの隅でうずくまっているようなハムスターは避けます。
こうしたハムスターはたいてい毛色もよくなく、光沢がありません。また、目もどことなくぼんやりしているものです。
皮膚に傷があったり、毛が抜けているハムスターも避けます。これは、強いハムスターにかみつかれた、弱いハムスターだからです。
また、鼻水をたらしているのは風邪をひいている証拠です。
これが黄色っぽくなっていれば、すでに肺炎に進んでいますので避けます。
中には下痢をしているハムスターもいますから、肛門の周りの毛が汚れていないかも調べます。
5つのチェックポイント
1.目やにが出ているのは、体調が悪い証拠。
2.耳がクシャクシャになって耳にくっついているハムスターは、かなり弱っています。
3.鼻水が出ているのは、風邪か鼻炎です。
4.傷やハゲがあるのは弱く、体調が悪いハムスター。指の本数は、前足4本、後足5本。
5.肛門が汚れているハムスターは、下痢を起こしています。
できるだけ若いハムスターを選ぶ
同じハムスターでも、なるべく若いハムスターを選ぶことが大切です。成長したハムスターですと、なつきませんし、寿命が短くなっています。
赤ちゃんハムスターから飼うのが一番慣れるのですが、風邪をひきやすいので注意してください。
若いハムスターの特徴
・毛色は濃淡がややぼけている。
・足などの皮膚の色は淡い肉色。
・体格がやや小さい感じ。
年をとったハムスターの特徴
・毛色の濃淡がはっきりしている。
・体格がよく、大きい。