風邪(かぜ)
症状
症状には段階があって、最初はくしゃみ、次に鼻水をたらすようになります。
鼻水は、症状が軽いときは水っぽいものですが、気管支炎を起こすと色が黄色く粘度も濃くなります。
原因
カビや細菌、ウイルスなどが原因です。
治療
抗生物質や抗ヒスタミン剤などの薬、ビタミンCを与えます。
予防
ハムスターは寒さに弱いので、室温をなるべく一定に保ちます。特に、温度変化が急激な季節の変わり目は注意します。
普段の栄養管理や適度な運動に気を配ります。
ハムスターを複数飼っている場合、病気のハムスターを隔離し、病原菌の伝染を防ぎます。
心不全(しんふぜん)
症状
肺水腫や腹水症などのうっ血性心不全の症状が現れます。
原因
年をとることによる。肥満症が発病を促すこともあります。
治療
心臓の負担を減らす薬や利尿剤など、症状を和らげる薬を与えます。
発病したら、激しい運動を避け、塩分を控えます。
予防
正しい食生活。
肺炎(はいえん)
症状
まず、くしゃみや鼻水などの風邪の初期症状が見られます。ひどくなると熱が出たり、食欲がなくなってきます。さらに悪化すると肺炎になり呼吸が苦しくなり、ぐったりしてきます。
原因
細菌やカビ、ウイルスなどが原因。
ケージが不潔だったり姪用の悪いえさを与えていたりすると、体力や免疫力が下がり、風邪を引きやすくします。
治療
ケージ内の温度を20~24℃まで上げて、暖かくしてあげます。なるべく早く物病院で見てもらいましょう。
予防
予防するには、温度を一定に保ち、ハムスターにストレスを与えないことです。バランスの取れたエサを与え、ケージをいつも快適にしておくことも大切です。