アレルギー性皮膚炎(あれるぎーせいひふえん)
症状
おなか、胸、わき腹などの広い範囲の毛が抜けたり、かゆみを伴う発疹ができます。
原因
特定の床材や食事などに対するアレルギーから起こります。
シダやパインなどの床材が原因になることもあります。
治療
アレルギーの原因となるものを取り除きます。
予防
肥満のハムスターに起こりやすい病気なので、ハムスターの食生活に注意します。
細菌性皮膚炎(さいきんせいひふえん)
症状
毛が抜けたり、赤い発疹ができます。
原因
怪我や噛み傷から、細菌が皮膚に感染します。
治療
抗生物質で治療します。
予防
ケージが不潔だと感染しやすいので、ケージの掃除を欠かさないようにします。
ニキビダニ症(アカラス)
症状
ゴールデンはムスターの場合、腰からおしりにかけて脱毛したり、炎症を起こします。
ドワーフハムスターの場合は、首から背中にかけて脱毛します。
かゆみがひどいとひっかいたり、かんだりすることもあります。
原因
ダニによる寄生。
治療
注射や塗り薬で寄生しているダニを退治しますが、副作用で元気がなくなったり、食欲が落ちることがあります。
予防
予防のために、ケージは常に清潔にしましょう。飲み水やえさの食べ残し、フンの処理もまめに行いましょう。